2019年06月21日

令和元年第24週(6月10日~6月16日)

【定点把握感染症】
「手足口病 府内全域で増加続く」
第24週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は4,648例であり、前週比13.4%増であった。
定点あたり報告数の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギー
ナ、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ10.05、5.61、2.86、2.02、0.95であった。
手足口病は前週比42%増の1,979例で、南河内20.38、大阪市北部13.08、泉州12.90、中河内11.25、堺市10.90で、大阪市東部を除く全ブロックで警報レベル開始基準値の5を超えている。
感染性胃腸炎は前週比11%減の1,106例で、南河内10.19、北河内7.11、中河内7.00であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比14%減の564例で、南河内5.38、堺市3.79、中河内3.75である。
ヘルパンギーナは前週比52%増の397例で、大阪市北部4.15、南河内3.25、堺市3.05であった。
伝染性紅斑は前週比11%増の188例で、北河内2.15、泉州1.50、堺市1.37である。

【全数把握感染症】
「風しん」
風しんは、潜伏期間は2-3週間(平均16-18日)で、発熱、発しん、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発しん症である。
妊婦(妊娠20週頃まで)が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもつ可能性がある(先天性風しん症候群)。
感染の予防には、2回の風しん含有ワクチン接種が有効である。
特に、妊娠する可能性のある女性、妊婦や妊婦の家族と接触する可能性がある方、風しん含有ワクチンの定期接種が行われていなかった世代などに当たる30~50歳代男性について、風しんの感染拡大や先天性風しん症候群の発生を防ぐため、抗体検査やワクチン接種が勧められている。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和元年6月20日更新)