2024年12月05日

秋になり運動会など行事を終え、子どもたちはぐんと成長しています。
“やってみたい”と思い、できなかったことが練習の積み重ねでできるようになり、
友達とともに考え力を合わすことで成し遂げられたことに喜び合えたりします。
そんな様々な経験を通して子どもたちの“自信”となり、大きな成長へとつながっていきます。
それでは周囲の大人は子どもたちに対して、どのような声かけを意識すればいいのでしょうか。
“ほめること”と、パッと思い浮かびますが、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
子どもはできたことをほめられるとうれしく感じると思いますが、結果をほめることは、裏を返せば“できないとほめられない”と、子どもに印象づけてしまいます。
“できないことや失敗することがダメなことで、できることがいいこと”と子どもの気持ちを知らないうちに導いていませんか?
やりたいことをすることに憶病(慎重?)になってしまうのではなく、『やってみたい!』と思う主体性を育む声かけを考えてみませんか?
まずは、“できた・できなかった”はいったん考えず、子どもたちがやってきた過程やその気持ちを受け止めてあげましょう。
力いっぱい走れたことや、友達に謝ろうと考えていること、その姿をしっかり受け止め、認めることで安心感を得た子どもは、大きな自信につながります。私たち大人は子どもの自信を最大限に伸ばせるような、そんな声かけができるといいですね。