2022年09月13日



五感を大切に
・食事ができあがるのを待つ間に聞こえてくる食器の音(聴覚)や、キッチンから漂ってくる美味しそうな匂い(嗅覚)に、子どもたちはみんな「お腹すいた。早く食べたいな!」という気持ちになります。
・食事では、切り方や盛り付け、色彩によっても「美味しそう」(視覚)と感じます。やがて、年齢が上がるにつれ、立ち上る湯気を見ても美味しさを感じられるようになります。
・食事の楽しみには、口に入れて噛む時の音(聴覚)を楽しむこともあります。「コリッ」「パリッ」といった歯ごたえ(触覚)も美味しさの一つでしょう。口の中の音は、美味しいと思う感覚を引き出してくれます。
・家族一緒に食事をして「今日の○○は美味しいね」と声に出し、美味しさや楽しさに共感し共有していきましょう。食事の中での会話が、豊かな記憶となって、食の楽しさを感じ取る力となっていくでしょう。