2024年12月25日

もうすぐお正月がやってきますね。
新年を迎えるということは昔からお祝い事とされ、新しい年と一年の幸せを与えてくれる年神様を盛大に招くための行事として今に伝承されています。
この時期の風物詩として、お寺の大仏を一斉に掃除する「すす払い」をニュースでよく目にしますが、「すす払い」で一年の汚れとともに旧年の災厄や嫌なことも12月13日に払いのけ、私たちが大掃除をしてすがすがしい気持ちでお正月を迎えるのも、ここにルーツがあります。保育所でも、子どもたちと一緒に自分たちが使っているロッカーや長い廊下や窓など水拭きをして大掃除をします。自分で掃除したところがピカピカになることをとても喜んで達成感を得られています。
こうして迎えたお正月に、初詣にいったり、おせち料理を食べたりしますね。
おせち料理は、家庭に招く神様にお供えするために作られてきました。今は、そのおせち料理をいただくことで『福を招き災いを打ち祓う』と考えられるようになりました。使っている材料や料理は語呂合わせで縁起を担ぐものが多いのが特徴です。

子どもさんと一緒にお正月を迎える準備をして、新しい年の始まりに感謝し、一年の家内安全と無病息災を願い、家族全員が楽しく美味しくおせち料理を食べながら新年を迎えられるといいですね。