2024年06月21日
アゲハ蝶の幼虫『あおむし』の特徴について、紹介します。
『目』のような黒色の点は本物の目ではなく、『眼状紋(がんじょうもん)』という模様で、
鳥などに食べられないようにヘビに擬態しています。
本物の目は、頭の先っぽについていますよ。
『あおむし』は敵に襲われそうになると角を出し、においを発して防御します。
擬態だけでなく厳しい自然界の中でいろんな手をつかって身を守っているんですね。
あおむしの観察から、いよいよ『あおむし』から『さなぎ』になりました。自分で糸を出してぶら下がり、
幼虫の形でかたまって、1~2日後に『さなぎ』の姿になります。
保育所の2歳児が『さなぎ』を見て、「あおむし、はさまった(形に、はまった)?」と言ってました。
「『さなぎ』から何がでてくるのかな?」と聞くと、「ちょうちょー!!」と答えがかえってきました。
日頃『はらぺこあおむし』の絵本を楽しんでいることもあって、
ちょうちょが出てくるイメージができているようです。
蝶になる日を楽しみに待ちます。