2023年10月27日

2023(令和5)年 第42週
(10月16日~10月22日)

~インフルエンザ~
咳エチケット、手洗い、マスクの着用、ワクチン接種が重要

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 注意報レベルを超える」
 第42週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,239例であり、前週比20.1%増であった。
定点あたり報告数の第1位は咽頭結膜熱で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、流行性角結膜炎、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.58、3.31、3.14、0.77、0.44である。
 咽頭結膜熱は前週比17%増の705例で、中河内6.30、北河内6.16、南河内4.19、堺市3.05、大阪市北部2.79であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は41%増の653例で、北河内4.84、三島4.25、中河内3.75である。
 感染性胃腸炎は13%増の619例で、堺市4.79、南河内4.13、大阪市南部4.11であった。
 流行性角結膜炎は3%増の40例で、大阪市西部2.00、中河内1.20、北河内1.00である。
 手足口病は18%増の87例で、三島1.19、大阪市北部0.86、南河内0.75であった。

 インフルエンザは36%増の3,438例で、定点あたり報告数は11.27となり、注意報レベルである10を超えた。
ブロック別では、泉州22.79、堺市16.17、中河内12.45、大阪市北部12.21、南河内9.25である。
 新型コロナウイルス感染症は9%減の771例で、定点あたり報告数は2.53であった。
泉州3.65、南河内3.63、大阪市北部3.26、堺市3.10、大阪市南部2.67である。

~腸管出血性大腸菌感染症~
食肉・食材の十分な加熱処理、調理器具の十分な洗浄や手洗いの励行などにより、食中毒や感染拡大の予防を徹底することが重要です

【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」
 腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものはO(オー)157、O26、O111がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは37℃台である。
有症者の6-7%では、発症数日後から2週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。
初夏~初秋は腸管出血性大腸菌感染症の報告が増加することから、十分注意が必要です。

腸管出血性大腸菌感染症(大阪府感染症情報センター)
腸管出血性大腸菌感染症とは(国立感染症研究所)

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和5年10月26日更新)