平成29年 49週(12月4日~12月10日)

【定点把握感染症】
第 49 週は前週比 8.6%増の 2,841 例の報告があった。
報告の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RS ウイルス感染症、手足口病、水痘の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 7.1、2.7、1.6、0.6、0.5 であった。
感染性胃腸炎は前週比 10%増の 1,428 例で、南河内 16.1、泉州 9.3、中河内 8.8 の順である。
A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 7%増の 539 例で、南河内 4.7、大阪市西部 3.6、中河内 3.2 であった。
RS ウイルス感染症は 16%増の 326 例で、北河内 3.1、大阪市西部・南河内 2.7 と続く。
手足口病は 52%増の 126 例で三島・中河内 1.5、南河内 1.0 であった。水痘は 14%減の 108 例で大阪市西部 1.9、大阪市北部 1.1 である。
インフルエンザは 75%増の 817 例で、定点あたり 2.7 である。大阪市西部 7.7、北河内・大阪市北部
4.4、中河内 2.8、南河内 2.7 であった。

【全数把握感染症】
侵襲性肺炎球菌感染症は、感染症法上、肺炎球菌( Streptococcus pneumoniae ) による感染症のうち、この菌が髄液又は血液等の無菌部位から検出された感染症のことをいう。
髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告がある。抗菌薬が有効であるが、近年薬剤耐性菌も多く報告されている。
侵襲性肺炎球菌感染症の予防にはワクチンの接種が有効である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成29年12月14日更新)