平成30年 第 11 週・ 12 週(3月12日~3月25日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 終息へ向かう」
第 11 週と第 12 週をあわせて報告する。
第 11 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比 0.6%減の 1,777 例であった。
小児科定点疾患、眼科定点疾患の定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、水痘の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 5.3、2.0、0.6、0.3、0.3 である。
第 12 週の報告数の総計は前週比 5.8%減の 1,674 例であった。定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、突発性発しんの順で、上位 5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 4.8、1.9、0.5、0.4、0.4 である。
インフルエンザは第 11 週が 39%減の 1,885 例、定点あたり報告数は 6.2 で、全 11 ブロックで警報レベル終息基準値の 10.0 を下回った。
第 12 週は 49%減の 962 例で定点当たり報告数は 3.1 とさらに減少し、終息へ向かっている。

【全数把握感染症】
「侵襲性肺炎球菌感染症」
侵襲性肺炎球菌感染症(感染症法 五類全数把握感染症)は、肺炎球菌( Streptococcus pneumoniae )による感染症のうち、この菌が髄液又は血液等の無菌部位から検出された感染症をいう。
髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告がある。
抗菌薬が有効であるが、近年、薬剤耐性菌も多く報告されている。
侵襲性肺炎球菌感染症の予防にワクチン接種が有効である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年3月29日更新)