平成30年 第 15週(4月9日~4月15日)

【定点把握感染症】
「感染性胃腸炎 増加」
第 15 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比 20.6%増の 2,063 例であった。
報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、突発性発しん、流行性角結膜炎の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 6.8、1.8、0.6、0.5、0.5 である。
感染性胃腸炎は前週比 37%増の 1,330 例で、南河内 13.1、北河内 9.3、中河内 7.4、三島 7.2 の順であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 5%増の 344 例で、南河内 3.3、泉州 2.2、豊能 2.1 であった。
RSウイルス感染症は29%増の108例で、大阪市北部2.0、大阪市西部1.6、大阪市東部・中河内0.8である。
流行性角結膜炎は 25%増の 25 例で、堺市 1.2、中河内 1.0、大阪市北部 0.8 であった。
インフルエンザは 16%減の 219 例で、定点あたり 0.7 で中河内 1.3、大阪市北部 1.0 であった。
流行期の目安となる定点あたり 1.0 を 2 週続けて下回り、終息したと考えられる。

【全数把握感染症】
「梅 毒 」
国内の梅毒の感染者は、2010 年より増加傾向にある。
大阪府における 2017 年の感染者数は、800 例を超え、前年比 1.4 倍を上回った。
感染症法が施行された 1999 年以降、最も多く報告されている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗生物質の服用で治癒が期待できる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年4月19日更新)