平成29年 50週(12月11日~12月17日)

【定点把握感染症】
第 50 週は前週比 1.8%増の 2,891 例の報告があった。
報告の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RS ウイルス感染症、水痘、咽頭結膜熱の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 7.3、2.9、1.6、0.8、0.5 であった。
感染性胃腸炎は前週比 3%増の 1,469 例で、南河内 14.4、泉州 9.9、中河内 9.5 の順である。
A 群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 9%増の 586 例で、南河内 5.3、三島 4.1、大阪市南部 3.2 であった。
RS ウイルス感染症は 5%減の 311 例で、北河内 2.9、南河内・大阪市北部 2.4 と続く。
水痘は 42%増の 153 例で大阪市北部・北河内 1.4、中河内 1.2 であった。咽頭結膜熱は 10%増の 107例で三島・中河内・泉州 0.8 である。
インフルエンザは 95%増の 1,592 例で、すべてのブロックで増加し、定点あたり 5.2 である。
大阪市西部 10.4、北河内 7.3、大阪市北部 6.1、豊能 5.6、南河内 5.5 であった。

【全数把握感染症】
侵襲性インフルエンザ菌感染症は、インフルエンザ菌( Haemophilus influenzae ) による感染症のうち、この菌が髄液又は血液等の無菌部位から検出された感染症のことをいう。
髄膜炎、菌血症、肺炎、喉頭蓋炎などが問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告がある。抗菌薬が有効であるが、近年薬剤耐性菌も多く報告されている。
侵襲性インフルエンザ菌感染症の予防にはワクチンの接種が有効である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成29年12月21日更新)