平成30年 第21週(5月21日~5月27日)

~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~手洗い、うがいが重要
【定点把握感染症】
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱ともに増加」
第 21 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 3,101 例であり、前週比 6.9%増であった。
定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しん、水痘の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 9.4、3.1、1.0、0.6、0.6 であった。
感染性胃腸炎は前週比 5%増の 1,843 例で、南河内 18.3、北河内 12.4、中河内 11.6、泉州・大阪市北部9.3 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 4%増の 612 例で、南河内 5.0、大阪市南部 3.9、北河内 3.4、泉州 3.2、豊能・中河内 3.1 であった。
咽頭結膜熱は 18%増の 200 例で、中河内・大阪市東部 1.8、泉州・大阪市南部 1.1、三島 1.0 である。
水痘は 44%増の 125 例で、南河内 1.3、泉州 0.9、北河内・中河内・大阪市西部・大阪市東部で 0.7 であった。

【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症 」
腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものは O(オー)157、O26、O111 がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5 日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは 37 ℃台である。有症者の 6-7%では、発症数日後から 2 週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年5月31日更新)