令和元年第44週(10月28日~11月3日)

【定点把握感染症】
「感染性胃腸炎 増加」
第44週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,931例であり、前週比10.7%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.59、2.01、1.51、0.78、0.72である。
感染性胃腸炎は前週比22%増の708例で、南河内5.81、中河内4.85、泉州4.70、大阪市南部4.67、大阪市西部3.78であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は41%増の395例で、堺市3.16、南河内2.31、北河内2.26、中河内2.25、泉州2.20である。
RSウイルス感染症は 23%減の298例で、大阪市北部3.14、南河内2.56、北河内2.07であった。
手足口病は22%増の153例で、南河内2.38、北河内1.19、三島1.12である。
伝染性紅斑は19%増の141例で、泉州1.45、大阪市北部1.14、南河内1.13であった。
インフルエンザは38%増の106例で定点あたり報告数は0.35である。大阪市西部1.29、南河内0.42、北河内0.41、泉州・三島0.39であった。

【全数把握感染症】
「デング熱 」
デング熱は、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症である。
比較的軽症型のデング熱と、重症型のデング出血熱がある。
熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国、アフリカで見られ、全世界で年間約1億人がデング熱を発症する。
海外渡航で感染し国内で発症する例(輸入症例)が増加しつつあり、2014年の夏季には輸入症例により持ち込まれたと考えられるウイルスにより、150例以上の国内流行が発生した。
2019年にも、3例の国内発生の報告があった。
感染すると、3~7日程度の潜伏期間の後、38~40℃の急激な発熱を発症し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛が出現する。
2~7日で解熱し、解熱とともに発疹が現れることがある。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和元年11月8日更新)