平成30年 第48週(11月26日~12月2日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 流行期入り」
第 48 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,726 例であり、前週比 28.5%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、水痘、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ 7.1、2.8、0.8、0.7、0.6 であった。
感染性胃腸炎は前週比 38%増の 1,419 例で、北河内 10.6、南河内 10.1、豊能 8.0 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 25%増の 562 例で、南河内 4.1、堺市 3.6、中河内 3.4 であった。
咽頭結膜熱は 15%増の 158 例で、中河内 1.3、北河内・大阪市北部 1.0 である。
水痘は 48%増の 139 例で、南河内 1.4、中河内 1.3、北河内 1.2、大阪市北部 1.1 であった。
流行性角結膜炎は 50%増の 30 例で、大阪市西部 2.5 である。
第 8 位の伝染性紅斑は 13%増の 85 例で、定点あたり報告数は 0.4 となり、豊能 1.0 であった。
インフルエンザは 119%増の 379 例で、定点あたり報告数は 1.2 となり、流行開始の目安となる 1.0 を超えた。
堺市 2.2、南河内 1.9、三島 1.7 を含め、6 ブロックで 1.0 を超えた。

【全数把握感染症】
「後天性免疫不全症候群」
後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす疾患である。
適切な治療が施されないと重篤な全身性免疫不全により日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす。
近年、治療薬の開発が飛躍的に進み、早期に服薬治療を受ければ免疫力を落とすことなく、通常の生活を送ることが可能となってきた。
日本国内では、日本国籍男性を中心に、同性間性的接触による感染例が多い傾向にある。
毎年、国内では、新規 HIV 感染者と新規 AIDS 患者は、合計約 1,500 例報告されている。
予防のための普及啓発、早期発見・早期治療に向けた対策が望まれる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年12月6日更新)