2020年 第31週(7月27日~8月2日)

~感染症予防の基本~ 手洗い、感染者との密な接触を避けることが重要
【定点把握感染症】
「夏型感染症(咽頭結膜熱、ヘルパンギーナ) 増加続く」

 第31週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は764例であり、前週比27.5%増(増減なし)※であった。
昨年同時期と比べて72.1%減(2019年 第31週 2,734例)と少ない状況である。

報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、突発性発しん、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 1.98、0.58、0.53、0.27、0.20であった。
感染性胃腸炎は前週比24%増(7%減)の389例で、南河内3.19、中河内2.60、泉州2.35、大阪市南部2.17、北河内2.08である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は36%増(16%減)の103例で、南河内1.06、中河内0.90、大阪市西部0.70であった。
咽頭結膜熱は77%増(77%増)の53例で、泉州0.55、北河内・南河内0.38である。
ヘルパンギーナは38%増(29%増)の40例で、泉州1.00、大阪市北部0.36、三島0.24であった。

※ 第30週の各科定点疾患の報告数には連休による診療日数減の影響がみられたため、(カッコ内)に第29週比の値を併記した。


~腸管出血性大腸菌感染症~ 食肉・食材の十分な加熱処理、調理器具の十分な洗浄や手洗いの励行などにより、食中毒や感染拡大の予防を徹底することが重要です
【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」

 腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものはO(オー)157、O26、O111がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは37℃台である。
有症者の6-7%では、発症数日後から2週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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腸管出血性大腸菌感染症とは(国立感染症研究所)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年8月6日更新)