2021年 第 第17・18週(4月26日~5月9日)

~新しい生活様式の実践~ マスク着用、身体的距離の確保、手洗い、密閉・密集・密接の回避が重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 今後の動向に注意」

 第17週と第18週をあわせて報告する。
大型連休のための医療機関の診療実日数の減少を考慮する必要がある。
 第17週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,580例であり、前週比21.1%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ3.70、2.98、0.69、0.28、0.24であった。
 第18週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は1,004例であり、前週比36.5%減であった。
定点あたり報告数の第1位はRSウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.22、2.08、0.34、0.21、0.14であった。
 RSウイルス感染症は前週比25%減の433例で、大阪市北部4.00、北河内3.44、大阪市西部3.40、泉州3.20、大阪市南部2.44である。
 感染性胃腸炎は前週比44%減の405例で、中河内3.15、泉州2.55、南河内・大阪市南部2.50であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は前週比50%減の67例で、中河内0.80、大阪市南部0.67、北河内0.64である。
 咽頭結膜熱は前週比40%減の28例で、中河内0.40、南河内0.31、大阪市南部0.28であった。


~新型コロナウイルス感染症~
基本的な予防の徹底を(マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避)
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 第17・18週の新型コロナウイルス感染症の週あたり新規陽性者報告数はそれぞれ、7,942名および6,042名であり、報告数は減少傾向にある。
4月23日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、4月25日から5月11日まで東京都、京都府、大阪府、兵庫県を対象に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、その後5月31日まで延長された。
 新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(多くは 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、ワクチン接種、マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年5月13日更新)