平成30年 第38週(9月17日~9月23日)

【定点把握感染症】
「RS ウイルス感染症 減少続く」
第 38 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,094 例であり、前週比 10.7%減であった。定点あたり報告数の第1位は RS ウイルス感染症で以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、手足口病の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.0、2.9、1.3、1.0、0.8 である。
RS ウイルス感染症は前週比 10%減の 598 例で、南河内 6.1、大阪市北部 4.6、大阪市西部 3.7、北河内・大阪市南部 3.2、堺市 3.0 であった。
感染性胃腸炎は 18%減の 586 例で、南河内 5.1、中河内 4.3、泉州 4.0、大阪市南部 3.6、北河内 3.3 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 6%減の 266 例で、堺市 2.7、北河内 1.9、中河内 1.8、南河内 1.7 である。
ヘルパンギーナは 19%減の 202 例で、南河内・北河内 2.2、大阪市北部 1.3、大阪市西部 1.1 であった。
手足口病は 18%増の 158 例であり、北河内 2.0、南河内・泉州 0.9 であった。

【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」
腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものは O(オー)157、O26、O111 がある。汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。3-5 日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。発熱は軽度で、多くは 37℃台である。有症者の 6-7%では、発症数日後から 2 週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年9月27日更新)