平成30年 第51週(12月17日~12月23日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 注意報レベル迫る」
第 51 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 3,245 例であり、前週比微増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、水痘、RS ウイルス感染症の順で、定点あたり報告数はそれぞれ 9.2、3.0、1.0、0.8、0.7 であった。
感染性胃腸炎は前週比 6%増の 1,830 例で、南河内 18.2、豊能 9.9、堺市・泉州 9.8、中河内 9.6 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 2%増の 595 例で、南河内 5.1、泉州 3.8、大阪市南部 3.7 であった。
咽頭結膜熱は 7%減の 199 例で、北河内 1.8、中河内 1.7 である。
水痘は 16%増の 157 例で、南河内 1.4、北河内・中河内 1.3 であった。
RS ウイルス感染症は 3%減の 138 例で、大阪市北部・中河内 1.1 である。
インフルエンザは 141%増の 2,805 例で、すべてのブロックで増加し、定点あたり報告数は 9.3 である。
大阪市西部17.1、南河内14.3、泉州12.3、大阪市北部11.3、中河内11.1と、5ブロックで注意報レベルの 10を超えている。

【全数把握感染症】
「梅 毒」
国内の梅毒の感染者は、2010 年より増加傾向にある。
大阪府における 2018 年の感染者数は、1000 例を超え、前年比 1.4 倍を上回った。
感染症法が施行された 1999年以降、最も多く報告されている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗菌薬の投与で治癒が期待できる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年12月27日更新)