令和元年第46週(11月11日~11月17日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ さらに増加」
第46週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,190例であり、前週比23.0%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、 手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.25、2.54、0.78、0.58、0.49であった。
感染性胃腸炎は前週比44%増の1,034例で、南河内10.44、大阪市西部8.78、大阪市南部6.50、北河内5.37、中河内5.15である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は40%増の500例で、堺市4.26、大阪市西部3.67、北河内3.30、泉州3.20、中河内2.90 であった。
RSウイルス感染症は34%減の153例で、大阪市北部2.29、北河内1.37、大阪市西部1.11である。
伝染性紅斑は6%増の115例で、南河内1.81、泉州1.00、堺市0.79であった。
手足口病は11%減の96例で、南河内1.19、大阪市南部0.72、三島0.59である。
インフルエンザは83%増の254例で、定点あたり報告数は0.84であった。大阪市西部2.29、北河内1.26、堺市1.21、南河内0.92、中河内0.87である。

【全数把握感染症】
「後天性免疫不全症候群」
後天性免疫不全症候群(AIDS、エイズ)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす疾患である。
適切な治療が施されないと重篤な全身性免疫不全により日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす。
近年、治療薬の開発が飛躍的に進み、早期に服薬治療を受ければ免疫力を落とすことなく、通常の生活を送ることが可能と
なってきた。
日本国内では、日本国籍男性を中心に、同性間性的接触による感染例が多い傾向にある。
毎年、国内では、新規HIV感染者と新規AIDS患者は、合計約1,500例報告されている。
予防のための普及啓発、早期発見・早期治療に向けた対策が望まれる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和元年11月21日更新)