平成30年 第20週(5月14日~5月20日)

【定点把握感染症】
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 増加」
第 20 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,902 例であり、前週比 9.4%増であった。
定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、突発性発しん、水痘の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 8.9、3.0、0.9、0.6、0.4 であった。
感染性胃腸炎は前週比 9%増の 1,761 例で、南河内 15.6、中河内 12.7、北河内 10.6 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 17%増の 591 例で、南河内 5.4、大阪市南部 4.0、堺市 3.5、豊能 3.1 であった。
咽頭結膜熱は 17%増の 170 例で、大阪市東部 1.3、南河内 1.2、泉州 1.0 である。
水痘は 7%減の 87 例で、大阪市西部 0.8、泉州・中河内 0.6 であった。
【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症 」
腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものは O(オー)157、O26、O111 がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5 日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは 37 ℃台である。有症者の 6-7%では、発症数日後から 2 週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年5月17日更新)