平成30年 第49週(12月3日~12月9日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 増加」
第 49 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 3,067 例であり、前週比 12.5%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱、手足口病、水痘の順で、定点あたり報告数はそれぞれ 8.2、3.0、1.0、0.7、0.7 であった。
感染性胃腸炎は前週比 15%増の 1,630 例で、南河内 11.7、中河内 10.4、大阪市北部 9.6 である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 6%増の 593 例で、南河内 4.6、堺市 4.5、北河内 4.0 であった。
咽頭結膜熱は 22%増の 193 例で、大阪市北部 1.9、北河内 1.6、中河内 1.4 である。
手足口病は 43%増の 146 例で、中河内 2.1、大阪市南部 1.5、泉州 1.1 であった。
水痘は 4%減の 134 例、中河内 2.2 で警報レベル(2.0)を超えている。
第 6 位の伝染性紅斑は 42%増の 121 例で、定点あたり報告数は 0.6 であった。
豊能 2.0 で警報レベル(2.0)を超えた。
インフルエンザは 89%増の 718 例で、定点あたり報告数は 2.4 であった。
北河内 4.0、三島 3.3、南河内 3.1、大阪市北部 2.9、中河内・泉州 2.5 である。

【全数把握感染症】
「百日咳」
百日咳は、百日咳菌(Bordetella pertussis)による急性の気道感染症である。
潜伏期は通常 5~10 日で、かぜ様症状で始まり(カタル期)、百日咳特有の咳が出始める(痙咳期)。
新生児や乳児早期では、肺炎、脳症を合併することがある。
マクロライド系抗菌薬が有効であるが、近年、薬剤耐性菌も報告されている。
百日咳の予防には、ワクチン接種が有効であり、乳幼児期に計 4 回接種されている。
2018 年 1 月 1 日に小児科定点把握感染症から全数把握感染症に変更された。
国内では乳幼児以外の報告数が増加している。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年12月13日更新)