令和元年第51週(12月16日~12月22日)

【定点把握感染症】
第51週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は3,020例であり、前週比6.5%増であった。
定点あたり報 告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、咽頭結膜熱の 順で、定点あたり報告数はそれぞれ8.51、3.47、0.75、0.61、0.57であった。
感染性胃腸炎は前週比11%増の1,677例で、大阪市西部13.89、南河内12.75、大阪市北部11.00、中河内 9.65、北河内9.37である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%減の684例で、北河内5.96、大阪市西部4.78、南河内4.56であった。
RSウイルス感染症は20%増の147例で、南河内1.75、大阪市北部1.36、中河内1.25である。
伝染性紅斑は10%増の121例で、南河内3.00、大阪市北部0.79、大阪市南部0.61であった。
咽頭結膜熱は7%減の113例で、中河内1.25、三島0.82、大阪市南部0.72である。
インフルエンザは65%増の4,120例で、定点あたり報告数は13.69であった。
大阪市西部23.50、堺市21.34、南河内 17.75、大阪市北部17.20、中河内13.45である。
9ブロックで注意報レベルである10を超えた。

【全数把握感染症】
「バンコマイシン耐性腸球菌感染症

バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)は、バンコマイシンに耐 性を獲得した腸球菌である。
術後患者や感染防御機能の低下した患者では腹膜炎、術創感染症、肺炎、敗血症などの 感染症を引き起こす場合があるため、集中治療室や外科治 療ユニットなど易感染者を治療する部門で問題となっており、 臨床的、疫学的に重要な薬剤耐性菌である。
VREによる術 創感染症や腹膜炎などの治療は、抗菌薬の投与とともに感染 巣の洗浄やドレナージなどを適宜組み合わせて行う。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
>>詳細はこちら
バンコマイシン耐性腸球菌感染症(国立感染症研究所)
>>詳細はこちら

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和元年12月26日更新)