令和元年第49週(12月2日~12月8日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 急増」
第49週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,714例であり、前週比4.0%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、伝染性紅斑の順で、定点あたり報告数はそれぞれ7.24、3.19、0.67、0.66、0.64であった。

感染性胃腸炎は前週比6%増の1,426例で、大阪市西部17.33、南河内11.50、中河内9.20、大阪市南部8.94、豊能7.55である。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は6%増の629例で、北河内4.74、堺市4.37、南河内3.88、泉州3.85であった。

RSウイルス感染症は2%増の132例で、南河内1.69、大阪市北部1.29、大阪市西部1.22である。

咽頭結膜熱は38%増の130例で、大阪市北部1.07、大阪市南部0.89、中河内0.85であった。

伝染性紅斑は18%増の127例で、南河内3.06と目立ち、泉州0.90、大阪市北部0.64、大阪市南部0.61である。

インフルエンザは95%増の1,165例で、定点あたり報告数は3.87であった。堺市8.34、南河内6.08、大阪市北部5.05、大阪市西部4.36である。
全ブロックで流行開始の目安である1を超えた。

【全数把握感染症】
「腸管出血性大腸菌感染症」
腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素を産生する大腸菌で、代表的なものはO(オー)157、O26、O111がある。
汚染飲食物を介する経口感染がほとんどで、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群を起こす場合がある。
3-5日の潜伏期をおいて、激しい腹痛を伴う頻回の水様便の後に、血便となる(出血性大腸炎)。
発熱は軽度で、多くは37℃台である。
有症者の6-7%では、発症数日後から2週間以内に、重症の溶血性尿毒症症候群を発症する。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和元年12月12日更新)