2020年 第37週(9月7日~9月13日)

~感染予防の基本~ 手洗い、咳エチケットが重要
【定点把握感染症】
「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ 増加」

 第37週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比7.6%増の832例であった。
昨年同週比71.3%減(2019年 第37週2,898例)と少ない状況である。
 定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ2.12、0.58、0.48、0.47、0.33であった。
 感染性胃腸炎は前週比9%増の417例で、南河内3.88、大阪市南部2.83、中河内2.70、泉州2.45、北河内2.31
である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は41%増の114例で、中河内および泉州0.90、大阪市南部0.83であった。
 ヘルパンギーナは45%増の93例で、泉州1.40、堺市1.11、大阪市南部0.72である。
 咽頭結膜熱は16%増の65例で、中河内0.80、泉州0.65、大阪市北部0.64であった。

~新型コロナウイルス感染症~ 基本的な予防(手洗いや咳エチケットなど)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、 2019年12月、中華人民共和国湖北省武漢市において確認された。
世界保健機関(WHO)は、2020年1月30日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」、3月11日に「世界的大流行(パンデミック)」を宣言した。
日本では、2月1日に指定・検疫感染症に指定された。
6月中旬以降、報告数が増加し、大阪モデルのモニタリング指標を超えたため、7月12日、警戒信号(黄色)が点灯した。
これまでの知見より、 主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(通常 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
感染拡大を防ぐには、手洗い、咳エチケット、3密(密閉、密集、密接)の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、封じ込めが重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和2年9月17日更新)