平成30年 第35週(8月27日~9月2日)

【定点把握感染症】
「RS ウイルス感染症 大幅増加」
第 35 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,350 例であり、前週比 12.1%増であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RS ウイルス感染症、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.9、2.8、1.3、1.3、0.8 である。
感染性胃腸炎は前週比11%増の 769例で、南河内7.6、豊能4.8、中河内4.6、泉州4.3、大阪市南部3.7であった。
RS ウイルス感染症は 64%増の 555 例で、南河内・大阪市北部 6.0、大阪市東部 2.9、中河内 2.8、堺市 2.7である。
ヘルパンギーナは 15%減の 267 例で、南河内 2.3、大阪市北部 2.2、泉州 1.9、北河内 1.7、大阪市西部・南部 1.3 であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 13%増の 265 例で、堺市 2.2、中河内 1.8、大阪市南部 1.7 である。
手足口病は 14%増の 166 例で、泉州 1.3、北河内・豊能 1.2 であった。
また、インフルエンザは 140%増の 12 例で、堺市 5 例、大阪市南部 3 例である。

【全数把握感染症】
「梅 毒」
国内の梅毒の感染者は、2010 年より増加傾向にある。
大阪府における 2017 年の感染者数は、800 例を超え、前年比 1.4 倍を上回った。感染症法が施行された 1999年以降、最も多く報告されている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗生物質の服用で治癒が期待できる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年9月6日更新)