平成30年 10週(3月5日~3月11日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 減少続く」
第 10 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比 0.4%減の 1,788 例であった。
小児科定点疾患、眼科定点疾患の定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RS ウイルス感染症、水痘、流行性角結膜炎の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.1、2.0、0.6、0.4、0.4 である。
感染性胃腸炎は前週比 2%増の 1,020 例で、南河内 8.3、中河内 6.8、大阪市北部 6.6、北河内 5.9 の順である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 13%減の 398 例で、南河内 3.2、三島 3.0、大阪市南部 2.8、泉州 2.1であった。
RS ウイルス感染症は 6%増の 116 例で、大阪市北部 1.6、南河内 0.9、大阪市東部・中河内・北河内0.7 である。
水痘は 84%増の 81 例で、流行性角結膜炎は 49%減の 19 例であった。
インフルエンザは 33%減の 3,086 例、定点あたり報告数は 10.1 で、南河内 14.3、中河内 12.4、大阪市北部 11.9、泉州 11.0 となっている。

【全数把握感染症】
「梅 毒 」
国内の梅毒の感染者は、2010 年より増加傾向にある。
大阪府における 2017 年の感染者数は、800 例を超え、前年比 1.4 倍を上回った。
感染症法が施行された 1999 年以降、最も多く報告されている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗生物質の服用で治癒が期待できる。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年3月15日更新)