2023年07月14日

2023(令和5)年 第27週
(7月3日~7月9日)

~ヘルパンギーナ~
手洗いの励行と排泄物の適切な処理が重要

【定点把握感染症】
「ヘルパンギーナ 2週連続で減少」
 第27週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,936例であり、前週比10.6%減であった。
定点あたり報告数の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ6.01、3.27、2.19、1.84、0.83である。
 ヘルパンギーナは前週比16%減の1,166例で、南河内8.60、北河内8.00、泉州7.38、大阪市北部7.00、堺市6.74であった。
 感染性胃腸炎は12%減の634例で、南河内5.87、中河内4.83、北河内3.84である。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は8%減の424例で、大阪市南部3.22、堺市3.11、中河内3.06であった。
 RSウイルス感染症は3%増の356例で、大阪市北部3.57、大阪市西部3.00、堺市2.79である。
 咽頭結膜熱は1%減の161例で、大阪市南部2.06、大阪市東部1.33、南河内1.07であった。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は前週比33%増の2,330例で、定点あたり報告数は7.87である。
南河内10.17、北河内9.20、堺市9.07、泉州9.00、豊能8.40であった。
5類感染症に変更後、第20週以降8週連続で増加が続いている。

~梅毒~
大阪府の梅毒累計報告数は昨年同時期より多く、 全国でも2021年7,873例、2022年13,226例と増加している

【全数把握感染症】
「梅毒」
 全国の梅毒の年間報告数は、2020年5,867例、2021年7,978例、2022年は過去最高の13,226例と増加している。
大阪府においても、2022年は1,823例で現行の集計方法で過去最高の年間報告数であった。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。
また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。
梅毒は、適切な抗菌薬の投与で治癒が期待できる。

梅毒(大阪府感染症情報センター)
梅毒とは(国立感染症研究所)

【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和5年7月13日更新)