2021年 第20週(5月17日~5月23日)

~新しい生活様式の実践~ 手洗い、マスク着用、身体的距離の確保、3密の回避が重要
【定点把握感染症】
「RSウイルス感染症 府内全域で増加」

 第20週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 1,650例であり、前週比 7.6%増であった。
 報告数の第1位はRSウイルス感染症以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 4.13、2.98、0.53、0.35、0.28である。
 RSウイルス感染症は前週比49%増の801例で、大阪市西部7.50、南河内6.56、北河内6.08、泉州5.37、大阪市南部4.22である。
大阪市北部を除く10ブロックで増加した。
 感染性胃腸炎は16%減の578例で、泉州6.58、大阪市南部4.50、南河内3.63であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は28%減の102例で、中河内1.50、北河内0.72、大阪市北部0.71であった。
 咽頭結膜熱は15%増の54例で、大阪市南部0.83、南河内0.44、大阪市北部0.36である。
 今後のRSウイルス感染症の動向に注意が必要である。


~新型コロナウイルス感染症~
基本的な予防(マスク着用、身体的距離の確保、手洗い、3密の回避)の徹底を
【全数把握感染症】
「新型コロナウイルス感染症」

 第20週の新型コロナウイルス感染症の週あたり新規陽性者報告数は2,936名であり、報告数は減少傾向にある。
4月23日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、4月25日から5月11日まで東京都、京都府、大阪府、兵庫県を対象に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、その後5月31日まで延長された。
 新型コロナウイルス感染症の主な感染経路は飛沫・接触感染である。
臨床的な特徴として、潜伏期間は1~14日(多くは 5~6日)であり、その後、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等の感冒様症状が1週間前後持続することが多い。
一部のものは、呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈する。
発病者の多くは軽症であるが、高齢者や基礎疾患等を有する者は重症化する可能性がある。
 感染拡大を防ぐには、ワクチン接種、マスク着用、身体的距離の確保、手洗いの徹底、密閉・密集・密接の回避など「新しい生活様式」の実践、感染者の早期探知、隔離、接触者調査が重要である。

感染症疫学センターはこちらへ(外部リンク)
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新型コロナウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
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【大阪府感染症情報センターより参照】
(令和3年5月27日更新)