平成30年 第41週(10月8日~10月14日)

【定点把握感染症】
第 41 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 1,770 例であり、前週比 15.8%減であった。
報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、手足口病、流行性角結膜炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 3.0、1.5、1.5、0.8、0.8 であった。
感染性胃腸炎は前週比ほぼ変わらずの595 例で、中河内 5.2、南河内 4.2、北河内 3.7、大阪市西部 3.6 で ある。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は13%減の302例で、豊能2.6、南河内2.4、堺市2.1、中河内1.7であった。
RS ウイルス感染症は 38%減の 298例で、南河内 3.9、大阪市北部 2.3、三島 1.6 である。
手足口病は 13%減の 157 例で、南河内 1.4、大阪市南部 1.1、豊能・北河内 1.0 であった。
流行性角結膜炎は 25%増の 40 例で、泉州 2.0、堺市 1.4、大阪市西部・大阪市東部 1.0 である。

【全数把握感染症】
「百日咳 」
百日咳は、百日咳菌(Bordetella pertussis)によ る急性の気道感染症である。潜伏期は通常5~10日で、 かぜ様症状で始まり(カタル期)、百日咳特有の咳が出始 める(痙咳期)。
新生児や乳児早期では、肺炎、脳症を 合併することがある。
マクロライド系抗菌薬が有効であるが、 近年、薬剤耐性菌も報告されている。
百日咳の予防には、 ワクチン接種が有効であり、乳幼児期に計 4 回接種されて いる。
2018年1月1日に小児科定点把握感染症から全 数把握感染症に変更されたため、国内では乳幼児以外の 報告数が増加している。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年10月18日更新)