平成31年第5週(1月28日~2月3日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ ピーク越える」
第5週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,334例であり、前週比4%減であった。
定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、伝染性紅斑、流行性角結膜炎の順で、定点あたり報告数はそれぞれ7.20、2.25、0.58、0.48、0.39であった。
感染性胃腸炎は前週比4%減の1,432例で、南河内12.56、泉州10.10、北河内9.26である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は448例で、南河内3.94、大阪市南部3.44、堺市3.32であった。
RSウイルス感染症は13%減の116例で、大阪市西部1.10、北河内0.96、大阪市北部0.93である。
伝染性紅斑は10%減の95例で、豊能1.68、大阪市西部0.80、大阪市北部0.71であった。
流行性角結膜炎は33%増の20例で、豊能1.00、中河内0.80、大阪市東部・三島0.50である。
インフルエンザは28%減の10,457例で、定点あたり報告数は34.63であった。
南河内46.00、堺市41.83、北河内41.57、大阪市西部40.73、泉州33.94である。
全てのブロックで減少したが、依然8ブロックで警報レベル開始基準値(30.00)を超えている。これまでAH1pdm09が優位に検出されている。

【全数把握感染症】
「麻しん」
麻しん(はしか)は麻しんウイルスによって引き起こされる発熱を伴う発しん性疾患で、感染すると高熱と結膜炎などの症状と、全身性の発しんが出現する。
潜伏期間は1-2週間である。
強い感染力(一人の患者が12~18人に感染伝播)のため、麻しん発生時には早期の診断と感染拡大に対する措置が重要となる。
2015年3月、日本は麻しん排除国に認定されている。
しかし、現在でもアジア、アフリカやヨーロッパ諸国で麻しんが流行している。
症状(発熱、せき、鼻水、眼球結膜の充血、発しん等)があり、1)1か月以内に麻しん患者と接触していた場合、2)麻しん流行国(主にアジア及びアフリカ諸国)に最近の旅行歴がある場合、麻しんを疑い、感染拡大を防止するため、医療機関を早期に受診する。
受診に際し、医療機関に事前連絡し、麻しん疑いを伝え、指示に従うことが重要である。
麻しんはワクチン(1歳以上で2回)で予防可能な感染症であり、接種の徹底が予防や感染拡大の防止に重要である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成31年2月7日更新)