平成30年 第19週(5月7日~5月13日)

【定点把握感染症】
「咽頭結膜熱、流行性角結膜炎ともに増加」
第 19 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は 2,653 例であり、連休前の第 17 週比 2.2%増であった。
定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 8.2、2.6、0.8、0.7、0.6 である。
感染性胃腸炎は 1,616 例で、南河内 16.1、北河内 11.7、中河内 11.5 であった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は503例で、南河内4.4、泉州3.1、大阪市南部2.9であった。
両疾患とも連休前の第17週とほぼ同数である。
咽頭結膜熱は 88%増の 145 例で、中河内 1.4、南河内 1.1、北河内 0.9 であった。第 17 週と比較し大阪市西部以外のブロックで増加した。
流行性角結膜炎は 27%増の 33 例で、堺市 2.4 が目立つ。

【全数把握感染症】
「侵襲性肺炎球菌感染症 」
侵襲性肺炎球菌感染症(感染症法 五類全数把握感染症)は、肺炎球菌( Streptococcus pneumoniae )による感染症のうち、この菌が髄液又は血液等の無菌部位から検出された感染症をいう。
髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告がある。
抗菌が有効であるが、近年、薬剤耐性菌も多く報告されている。
侵襲性肺炎球菌感染症の予防にワクチン接種が有効である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年5月17日更新)