平成30年 第52週・平成31年第1週(12月24日~1月6日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ 注意報レベルを上回る 今後の動向に注意」
2018年第52週と2019年第1週をあわせて報告する。
2018年第52週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は2,454例、2019年第1週は910例であり、2週連続して減少した。
第1週の定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、咽頭結膜熱の順で、定点あたり報告数はそれぞれ2.51、0.66、0.40、0.37、0.19であった。
インフルエンザの第52週の報告数は3,337例、第1週は4,422例、定点当たり報告数は年末年始休暇の影響にもかかわらず第51週よりも更に増加し、第52週は11.01、第1週は14.64と2週連続して注意報レベルの基準値である10.00を上回った。
第1週では大阪市西部76.40、大阪市北部28.05、大阪市南部19.23、豊能12.97、南河内11.88、堺市10.69、北河内10.02と7ブロックで10.00を上回った。
休暇が終了した第2週以降、インフルエンザは更に急増する可能性が高く、今後の動向には注意が必要である。

【全数把握感染症】
「侵襲性肺炎球菌感染症」
侵襲性肺炎球菌感染症は、感染症法上、肺炎球菌( Streptococcus pneumoniae ) による感染症のうち、この菌が髄液又は血液等の無菌部位から検出された感染症のことをいう。
髄膜炎、菌血症を伴う肺炎、敗血症などが特に問題とされており、小児および高齢者を中心に患者報告がある。
抗菌薬が有効であるが、近年薬剤耐性菌も多く報告されている。
侵襲性肺炎球菌感染症の予防にはワクチンの接種が有効である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成31年1月10日更新)