平成30年 6週(2月5日~2月11日)

【定点把握感染症】
「インフルエンザ ピーク越える」
第 6 週の小児科定点疾患、眼科定点疾患の報告数の総計は前週比 0.5%減の 1,611 例であった。
小児科定点疾患、眼科定点疾患の定点あたり報告数の第 1 位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RS ウイルス感染症、突発性発しん、流行性角結膜炎の順で、上位 5 疾患の定点あたり報告数はそれぞれ 4.8、1.9、0.5、0.3、0.2 である。
感染性胃腸炎は前週比 1%減の 941 例で、南河内 8.6、中河内 7.1、泉州 6.5、大阪市北部 6.3 の順である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は 1%増の 372 例で、大阪市南部 3.5、南河内 3.3、泉州・豊能 2.5 であった。
RS ウイルス感染症は 20%減の 99 例で、南河内 1.4、大阪市北部 1.1 である。
流行性角結膜炎は 42%減の 11 例であった。
インフルエンザは 18%減の 11,180 例で、定点あたり報告数は 36.8 である。
南河内 57.8、大阪市西部 54.1、大阪市北部 41.3 となり、2 ブロックで警報レベル開始基準値の 30.0 を下回った。
1 月の大阪府内のウイルス検出状況は、B 型 53 %、AH3 30%、AH1pdm09 17%であった

【全数把握感染症】
「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」
劇症型溶血性レンサ球菌感染症は、主に A 群溶血性レンサ球菌(Streptococcus pyogenes)による感染症である。
国内では、毎年 400-500 例報告されており、約30%が死亡している。
極めて致死率の高い感染症である。
病状の進行が非常に急激かつ劇的で、発病後数十時間以内には軟部組織壊死、急性腎不全、成人型呼吸窮迫症候群、播種性血管内凝固症候群、多臓器不全を引き起こし、ショック状態から死に至ることがある。
治療は、ペニシリン等の抗菌薬の投与と壊死に陥った軟部組織の切除が必要である。

【大阪府感染症情報センターより参照】
(平成30年2月15日更新)